ごはん できたよ〜

2歳の息子が私のマネをして言います

「ジビエを愉しむ会II」開催報告!

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5月25日は「ジビエを愉しむ会II」でした〜!

 

ジビエを愉しむ会は2回目の開催です。

猟師のごろうさんが、獲った鹿肉を提供して下さり、みんなでいろいろなお料理にして食べる会です。

ついでに狩猟のいろいろな濃厚トークが繰り広げられます。

 

私もアフリカでハンティングに同行した経験があるので、その時の様子などを画像を紹介しながらお話したりします。

 

楽しいです(^ ^)

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では、会の様子をご報告!

目次

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  1. 鹿肉の食べ方
  2. 鹿肉ランチができるまで
  3. 世界の狩猟と食肉トーク
  4. まとめ

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鹿肉の食べ方

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鹿肉ってどうやって食べるんだ?

って思う人も多いと思います。

 

基本的には、普通に牛や豚と同じように考えていいと思うのですが、気を付けることはいくつかあります。

衛生面

放射線濃度

赤身を美味しく食べる調理法

…などなど

 

特に気を付けたいのは衛生面ですね!

身体を壊したら、食べもの失格です。

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せっかく鉄分豊富で機能性成分の多い鹿肉。

正しい処理で身体にも美味しく食べたいものです。

 

岐阜県で採れた鹿肉で、9割に有害な寄生虫が確認された。

というデータもあります。

冷凍で48時間以上、またはしっかり加熱しましょう。

 

鹿肉をもらったことがある人で、刺身で食べた

という人が意外と多いのですが、刺身はおススメできません。

 

寄生虫のこともありますが、肝炎が怖いですね。

 

健康な成人では、肝炎にかかっても気付かないこともあるそう。

そんなに重篤にはならないようですが、小さな子や高齢者には要注意です。

 

自分が何ともないからと刺身を人にも勧めるのはやめましょう。

 

鹿肉ランチができるまで

さてさて、では衛生的にも身体にも美味しく鹿肉を食べましょう!

 

この日のランチメニューはこんなです。

ランチメニュー

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  • 鹿のパストラミ
  • 鹿のコンフィ(発色剤あり、なし)
  • 鹿と豚のソーセージ
  • シェパードパイ
  • ビーンズスープ
  • 自家製ピクルス
  • パン

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私は加工担当。さとこチームはパストラミ、コンフィ、ソーセージなどを作りました。

 

ごろうチームはシェパードパイとビーンズスープを作りました。

 

鹿のパストラミ

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パストラミは、塩漬した鹿肉にスパイスをまぶし、スモークします。

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燻し完了!いい匂いです。

 

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パストラミはロースで作りたかったんですが、たまたま手元に来たのがウデっぽい部位でしたので、こんな形になりました。

スライスしたら特に美味しかったです。

 

鹿のソーセージ

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ソーセージは、肉を挽くところから。

いつものミンサーが頑張ります。

 


 

音はうるさいですが、頑張ってくれます。

プレートが三種付いてるのがまた、便利です。

 

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中身を作って、詰めます。

今回は家庭でも出来るソーセージ充填器具(手作り)を使いました。

絞り出し袋に筒を付けたものです。

少量なら問題なく詰められます。

 

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渦巻きに詰めました。

豚肉を少し混ぜてコクをだしました。

それでも赤いね〜!

さすが鹿!赤いね〜!

 

鹿肉のコンフィ

コンフィって、低温の油でじっくり加熱するお料理のことらしいです。

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ローズマリーとニンニクで香り付けをして、炊飯器とチャック袋で低温で仕上げました。

 

発色剤ありとなしで比較もしました。

色も風味も違うのですが、どちらも美味しかったです。

 

シェパードパイ

さてさて、ごろうチームはこの、ナゾのパイ。

なにやら、アイルランドの料理らしいです。

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パイと言ってもパイ生地を使うわけではなく、マッシュポテトに挽肉と季節の野菜を炒めたものを乗せて焼くらしいです。

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クミンの香りがして、異国の料理って感じでした!

 

ビーンズスープ

ヨージキ入りです。

 

ヨージキって?って思いますよね。

ハリネズミのことらしいです。

ハリネズミを捕まえて

食べるわけじゃないんですよ。

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こんな団子です。

炒った生米を入れるんです。煮たら米がツンツン立って、ハリネズミみたいになるんですよ。

 

面白い料理ですね〜。

ごろうさんは外国に暮した経験や、外国人と親しかったりして、いろんな文化を知っていて、いつも勉強になります!

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世界の狩猟と食肉トーク

午後には暑くなってきたので、地下のテレビにパソコンを繋げて、画像を見ながらのお話。

 

地下は涼しく快適です〜(^ ^)

 

今回、狩猟免許を取りたいという参加者の方もいたので、いろいろと質問も出て盛り上がりました。

 

ごろうさんは現役の猟師さんなので、興味深い狩猟のお話をしてくれます。

 

私も解体教室に参加した時のお話とか

アフリカのハンティングの話とか

ドバイでの屠畜場見学の話とか

画像を見ながらお話しました。

 

命のことを考える貴重な時間になったように思います。

 

まとめ

そんなわけで、無事に開催されたジビエを愉しむ会II

 

ジビエを食べる時の注意点、

お料理レシピの数々、

そして美味しいランチと

狩猟トーク

 

盛りだくさんな内容で、楽しい会になりました!

 

ご参加の皆様、ありがとうございました!

 

次回は冬前くらいにできるといいなぁと考えています。